■OutputToメソッドはテキストを様々な形式で出力できるが、大量データの出力には不向き。
大量データの出力にはTransferTextまたはTransferSpreadsheetメソッドの使用を推奨。
■データをExcelファイル形式で出力する場合、OutoputToメソッドで出力すると書式のある状態で、TransferSpreadsheetメソッドで出力すると書式のない状態でそれぞれ出力される
【書式】
Docmd.OutputTo オブジェクトの種類,オブジェクト名,出力形式,ファイル名,ファイルを開く
(例)
Sub Test10() DoCmd.OutputTo acOutputTable, "T社員名簿", acFormatHTML, _ "C:\temp\T社員名簿2.html", True DoCmd.OutputTo acOutputTable, "T社員名簿", acFormatXLS, _ "C:\temp\T社員名簿2.xls", True End Sub
【引数】
※「オブジェクト名を省略するとアクティブなオブジェクトが出力される。
※「出力形式」を省略すると出力形式を選択するダイアログボックスが表示される
※「ファイル名」を省略するとファイル名を指定するダイアログボックスが表示される
引数 | 定数 | 説明 |
---|---|---|
オブジェクトの種類 | acOutputTable | テーブルを対象にする |
acOutputQuery | クエリを対象にする | |
acOutputForm | フォームを対象にする | |
acOutputReport | レポートを対象にする | |
acOutputModule | モジュールを対象にする | |
オブジェクト名(省略可 | 出力の対象となるオブジェクト名を指定する | |
出力形式(省略可) | acFormatHTML | HTML形式で出力する |
acFormatRTF | リッチテキスト形式で出力する | |
acFormatTXT | テキスト形式で出力する | |
acFormatXLS | Excelファイル形式で出力する | |
ファイル名(省略可) | 出力するパスとファイル名を指定する | |
ファイルを開く(省略可) | True | 出力後にファイルを開く |
False(既定) | 出力後にファイルを開かない |