ray88’s diary

お仕事で困ったとき用の自分用の覚書

UiPath 位置が変わるテキストボックスへの入力②(相対セレクタ)

■毎回位置が変わるテキストボックスに文字を入力する
 (例)文字入力して登録ボタン押すたびにテキストボックスの位置が変わるような場合

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■アンカーベースでは常に画面上の位置を使用するため、バックグラウンドでは要素を指定できない可能性が
 ある。画面を構成している構造的な要素に対して相対的な指定を行う相対セレクターの<nav>タグを使用
 する。<nav>タグを使用することで、バックグラウンドでも要素を指定することができる。

①上の画像の状態で、プロパティウィンドウのセレクターよりUIエクスプローラを開き、「要素の選択」を
 クリックし、「名前」の横のテキストボックスを選択する。
②続けて、UIエクスプローラの「アンカーを選択」をクリックし、テキストボックスの横の「名前」を
 クリックする。
③「id」のチェックボックスのチェックをはずす。
 今回は毎回変化するID属性のチェックを外す。
④UIエクスプローラセレクターエディターの下部のパネルを確認すると、<nav up = '1'>のように,
 <nav>タグが追加されており、,<nav>タグの値が「up = 1」定められているのが確認できる。
 これは相対要素で一つ上の親要素を指定することを示している。
⑤保存ボタンをクリックし、新しいセレクタを適用する。
 ※<nav>タグでサポートされている値は、他に「Next」、「Prev」があり、これらはビジュアルツリー内で
  同じ階層の前後の要素にそれぞれ移動することを意味しています。

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