ray88’s diary

お仕事で困ったとき用の自分用の覚書

JavaScript Numberオブジェクト

JavaScript 目次 - ray88’s diary

JavaScript Numberオブジェクトのメソッドと静的プロパティ 

Numberオブジェクト
 ・数値を取り扱うラッパーオブジェクト
 ・数値を文字列に変換するメソッドと数値の判定を行う静的メソッドおよび
 ・いくつかの特別な値を取得するための静的プロパティで構成されている
 ・数値型はプリミティブ型なのでnew演算子によるインスタンス化は行わない
主なメンバー

分類 メンバー 戻り値 説明 V8以降
メソッド toExponential(n) String 数値を小数点桁数nの指数表記文字列に変換する
toFixed(n) String 数値を小数点桁数nの小数表記文字列に変換する
toPrecision(n) String 指定した桁数nの文字列に変換する
toString(n) String 数値をn進数表記の文字列に変換する
静的
メソッド
Number.isFinite(num) Boolean 数値numが有限値であるかを判定する V8以降
Number.isInteger(num) Boolean 数値numが整数値であるかを判定する V8以降
Number.isNaN(num) Boolean 数値numがNaNであるかを判定する V8以降
静的
プロパティ
Number.MAX_VALUE - 表現可能な正の数の最大値
Number.MIN_VALUE - 表現可能な0より大きい最小値
Number.NaN - 「数値ではない」を表す特別な値
Number.POSITIVE_INFINITY - 正の無限大を表す特別な値
Number.NEGAIVE_INFINITY - 負の無限大を表す特別な値

数値の桁数を揃えるメソッドの種類と各メソッドの違い

toFixedメソッド:指定した引数が小数点以下の桁数になり、引数を省略した場合は
          整数部のみの表記になる
toPrecisionメソッド:指定した引数が全体の桁数となり、桁数が整数部の桁数より
           小さい場合は、指数表記となる。